女性は若いうちから乳癌になる可能性があるので、検診に行ったほうがいいのは分かっているけれど、忙しくてなかなか行けない…と言う人は多いですね。
最近、「ジャパン・マンモーグラフィー・サンデー」という言葉を聞くようになりました。
言葉を聞けば日曜日にマンモーグラフィーの検査をしてもらえそうだと予測できますが、料金は?どこでできるの?など疑問に思っている方もいると思うので、ご紹介します。
ジャパンマンモーグラフィーサンデーとは?
まず、「ジャパンマンモーグラフィーサンデー」とは一体どのようなものかというと、
J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)は子育て・介護・仕事・家事などで忙しく、平日に病院に行けない女性の皆様が、休日の日曜日に「乳がん検診」を受けられるよう、全国の医療機関と認定NPO法人J.POSHが協力して毎年10月第3日曜日に乳がん検診マンモグラフィー検査を受診できる環境づくりへの取り組みで、2018年は10月21日の日曜日に行われます。
というものだそうです。
毎年10月第3日曜日が、J.M.S(ジャパン・マンモグラフィー・サンデー)の日なのですね。
2019年は、10月20日(日)に当たります。
子育て・家事・介護・仕事などで忙しい女性は、日曜日だって決してゆっくり休めるわけではありませんが、日曜日なら他の家族の手もかりやすいということで、日曜日に設定されているのでしょう。
また、乳癌検診ということで、当日は女性医師が担当するように配慮している病院もあるようです。
乳癌について
最近では、「ちびまる子ちゃん」の原作漫画家のさくらももこさんが乳癌で亡くなったという悲しい知らせがありました。
でも、乳癌は早期発見・早期治療をすればほとんどが治るがんだと言われており、定期的な検診が効果的です。
乳癌は一般的に40代以上で罹患率が高くなるので要注意と言われますが、こんな悲しい話を見つけました。
ちびまるこちゃんの原作者さくらももこさんの訃報が伝えられましたが、まだお若いのに残念な気持ちです。
慎んで哀悼の意を表します。死因が乳癌との事で、同じく乳癌でこの世を去った私の妹の、生前の癌の診断が出るまでの経緯を綴らせて頂きました。
お時間の有る折に御一読頂ければ幸いです。 pic.twitter.com/5WrqKYQfUP— 一色/夏11日(土)V-39b (@1123and0222) August 27, 2018
20代と若いので、乳がんの可能性を疑われず風邪だと言われたり、乳癌の検査を断られて亡くなったという話です。
(ツイートをクリックまたはタップすると詳しい話が読めます。)
ジャパンマンモーグラフィーサンデーなら、若い方でも断られることはないと思われますので、若くても受診したい方にはいい機会だと思います。
せっかくの機会なので、全国の女性が定期的に乳癌検診を受けられるようにする取り組みをうまく利用して定期的な検診を習慣にしてみませんか?
ジャパンマンモーグラフィーサンデーの料金は?
受診しようと思う時気になるのが、料金。みんなが受診できるように、ということは、無料でやってくれるの?と期待してしまいますが、これは地方自治体や病院によります。
地方自治体が無料クーポンを配布している例もありますが、費用を払わなければいけないところもあります。
料金は、数百円程度から、1万円程度のようですが、だいたいは数千円のところが多いようです。
また、病院によってマンモグラフィーの他、エコーや触診など受けられる検査の種類が違うため、その内容によっても料金は変わります。
つまり、料金は無料〜1万円程度、受診する病院や検査内容により変わる、ということです。
ジャパンマンモーグラフィーサンデーの乳癌検診を受けられるのはどこ?
ジャパンマンモーグラフィーサンデーに賛同している全国の病院・医療機関で受けられます。
お近くの病院・医療機関を探すには、こちらから自分の都道府県をクリックして探してください。
各病院・医療機関で受けられる検査内容や、受診料も分かります。
ジャパンマンモーグラフィーサンデーに受診した人の感想
取り組みはまだ始まって間もないのですが、すでに参加した人によると、
●毎年10月第3日曜と決まっているので、忘れずに毎年受診できる
●日曜日だと夫に子供を預けやすい
などの声が上がっているようです。
もっと多くの病院でも受けられるようになるといいとの要望があるようですし、賛同医療機関はまだまだ募集しているので、これからも増えて拡大していくでしょう。
まとめ
ジャパン・マンモーグラフィー・サンデー(JMS)とは、毎年10月第3日曜日に乳がん検診マンモグラフィー検査を受診できる環境づくりへの取り組みで、賛同した病院や医療機関で希望する女性は受診できます。
毎年時期が決まっているので、忘れずに定期的な受診ができるようになっています。
費用は地方自治体や病院によるので、自分の地域の医療機関のことを、ジャパン・マンモグラフィー・サンデーのページで調べてみましょう。
これからも賛同する医療機関は増えそうなので、全国のみなさんがより受診しやすい環境が整っていきそうですね。