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しゃっくりが止まらない!原因や子供にも効果的な止める方法20選!耳ツボの紹介も

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ある時突然始まるしゃっくり、嫌ですよね〜。

止めようと思ってもなかなか止まらなくて苦しい思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。

この記事では、しゃっくりの起きる原因と、実際にやってみて効果的だった止め方耳や体のほかの部分のツボ医者にかかる必要性などをご紹介します。

しゃっくりを止める方法は、日本で言われている方法だけでなく、外国の方に教えてもらった方法などもたくさんご紹介していますので、バラエティに富んでいます。きっとどれかは効くはず!ぜひおためしください。

 

 

しゃっくりの原因

なんの前触れもなくいきなり始まるしゃっくり。一定間隔で「ヒック」という音が出てしまう現象ですね。なぜしゃっくりは起こるのでしょうか?

一言で言うと、しゃっくりは「横隔膜(おうかくまく)の痙攣(けいれん)」です。

©Theresa Knott

横隔膜は、肺の下に見えますね。

私たちは決まったリズムで呼吸を繰り返していますが、この時に横隔膜が動きます。横隔膜は、息を吸うと下がり、息を吐くと上がります。

しかし、何かの拍子にこのリズムが狂い、横隔膜が痙攣すると、しゃっくりが出てしまうというわけなのです。

 

それ以外に、飲食物や会話の刺激によって起こることもあると言われています。

まれに、病気によって引き起こされることもあります。(最後の章で詳しく説明します。)

 

 

しゃっくりの止め方

しゃっくりはたいてい数分から数十分でいつの間にか止まっていることがほとんど。なので、

とにかく気にしないのが一番!

他のことをしているうちに、自然に止まっているケースがほとんどです。

 

ただ、しゃっくりが始まると、呼吸が苦しくなることがありますよね。それほど苦しくなくても、わずらわしくて早く止めたいと思う人がほとんどでしょう。

ここでは、日本でもよく知られている方法から、あまり知られていない様々な面白い方法まで集めました。いろいろ試してみて、自分に効く方法を見つけてみてください。

ここで紹介する方法は、大人子供関係なく使えますが、中にはちょっと子供には難しいものもあります。お子様にも簡単にできておすすめな方法は、「💓お子様にも!」と記載しました。

医学的根拠に基づいていないものも含まれていますが、しゃっくりはあまり気にしないで楽に受け止めることでいつの間にか止まっているということが多いので、おまじない的な意味として受け止めてください。

 

水を使う方法

 

1. 水をゆっくり飲む

💓お子様にも!

息が苦しくなるほど激しいしゃっくりの場合は、まず水を飲みましょう。完全に止まらなくても、しゃっくりが軽くなります。

完全に止めたい場合は、なるべく時間をかけて少しずつゆっくり水を飲みます。息が苦しくなったら、素早く息を吸ってからまた同じことを繰り返します。

なるべく息をしないために、鼻をつまんで飲んでもいいでしょう。

 

2. 水をコップの向こう側から飲む

「向こう側から」と言ってもイメージできないかもしれませんが、写真の赤い矢印のところに口をつけて飲むということです。

a glass of water

姿勢を前かがみにしてやるとやりやすいのですが、多少水はこぼれるかも。

普段コップを傾ける方向とは逆なので、注意してくださいね。水がこぼれてもいいように、シンクの上でやるといいでしょう。

そんなことできるの?と思うかもしれませんが、どうやってやろう…と考えながら一生懸命やっているうちに、しゃっくりのことを忘れてしまうようです。

 

3. コップに箸を十字に置いて水を飲む

💓お子様にも!

水を入れたコップに、箸を十字になるように置きましょう。

a glass of water with chopsticks

そして、箸の隙間から水を飲みます。(分かりやすいように赤い矢印で示しましたが、4カ所あるので別にどこからでもいいです。)

おまじないっぽいですが、なんだかこれがよく効くんですよ。

 

4. 冷たい水でうがいをする

冷たい水で30秒ほどうがいをします。止まらなかったら繰り返してください。

 

5. 氷をなめる

氷のキューブを溶けるまでなめます。

 

食べ物を使う方法

6. 砂糖をなめる

💓お子様にも!

ひとつまみのグラニュー糖を舌に置き、10秒ほどそのままにし、溶けたら飲み込みます。

 

7. 酢をなめる

舌に2~3滴の酢をたらしてなめます。酸っぱさにびっくりしてしゃっくりが止まるかも。

 

8. レモンの薄切り

薄切りにしたレモンスライスを舌にのせて吸います。

 

 

体を動かしたりする方法

9. 息を止める

息を大きく吸ってから、息をできるだけ長く止めましょう。

 

10. 目をこする

目を優しくこすることで迷走神経を刺激してしゃっくりが止まると言われています。

 

11. 紙袋を口を当てて呼吸する

紙袋を口に当て、ゆっくりと呼吸をして袋を膨らませたりしぼませたりしましょう。

こうすることで、血液中の二酸化炭素が多くなり、しゃっくりを止めるのに効果的だと言われています。

ビニール袋は危険なので、必ず紙袋を使ってください。

 

12. 指を耳の穴に入れる

💓お子様にも!

両手の人差し指を耳の穴に入れて少し強めにグッと押し込み、30秒〜1分程度そのままの状態でいます。

耳の奥には、脳からお腹の臓器へ繋がる迷走神経があり、この迷走神経に間接的に刺激を与えると、しゃっくりが止まる効果が期待できる。

出典:ウィキペディア

とのこと。

 

13. 舌を引っ張る

💓お子様にも!

指で舌の先っぽをつまみ、優しく外に数回引っ張りましょう。

喉の神経や筋肉を刺激してしゃっくりを止めるのに効果的だと言われています。

 

14. うなじをマッサージ

💓お子様にも!

うなじを優しく撫でてマッサージすると、横隔神経を刺激してしゃっくりが止まることもあります。

 

15. 体操座り

💓お子様にも!

体操座りをして、膝を胸にギュ〜っと2分ほど押し付けます。

 

16. 誰かに驚かせてもらう

💓お子様に!

びっくりするとしゃっくりが止まると言いますね。大人には通用しないでしょうが、小さなお子様なら充分使える方法です。

ただ、怖がり屋さんの場合は、泣くといけないので、「びっくりしたらしゃっくりが止まるから、びっくりさせるね」と一言断り、別のことを初めてから頃合いを見てびっくりさせるといいいでしょう。

 

17. なぞなぞを出す

💓お子様に!

しゃっくりを気にしていなかったら、知らないうちに止まっていたという経験をした人も多いはず。

そう、しゃっくりのことを考えすぎると余計に苦しくなるので、違うものに気をそらすといいんですよね。

特に幼稚園児〜小学校低学年の小さなお子様におすすめなのが、なぞなぞ!お母さんがなぞなぞを出してあげて、お話をしたり笑いながら考えているうちに、いつの間にか止まっているでしょう。

 

 

ツボ

 18. 背中のツボを押す

💓お子様にも!

ドイツの方に教えてもらった方法です。

これをやるには、誰かの協力が必要です。

back

背中の縦真ん中の線と、肩甲骨の下のラインが交差するところの両側がツボです。写真では赤点で示しています。(写真のようなポーズをとる必要はありません。)

 

協力してくれる人に、この2点を両親指の腹で押してもらいます。

それから、ゆっくりとその人の方向へ体を傾けて体重をかけます。倒れそうになる程やる必要はなく、少し傾くくらいで大丈夫です。

するとあら不思議、いつの間にかしゃっくりは止まっています。なぜかこれがとっても効くんですよ!

 

19. 耳のツボを押す

💓お子様にも!

耳に耳中というしゃっくりに効くツボがあります。

耳中は、耳の真ん中の軟骨のへこんでいる部分。写真の中の赤点で示したところです。

ear pressure point for hiccups

両耳のこのツボを、どの指でもいいので、押しやすい指で1分間ほどグーッと押します。

するとあら不思議、しゃっくりがピタリと止まります。

 

20. 腕のツボを押す

💓お子様にも!

腕にある内関(ないかん)というツボも、しゃっくりに効くと言われています。

赤い点が内関です。手首のしわから指3本分の線と、手をギュッと握った時に出る縦2本の線が交差するところ。縦2本の線の真ん中にあります。

肘の方向から、縦2本の線の間にグッと押し込むように指で押さえます。

このツボは、乗り物酔いや胃痛にも効くと言われています。

 

以上、20種類の方法をご紹介しました。

どれも効くと言われている方法ですが、今まで試したことがなく自分にとって珍しい方法だと、「なになに、何するの⁈」と面白がる気持ちが起こり、しゃっくりから気がそれるので効きやすい気がします!

 

 

医者に診てもらう必要はある?

しゃっくりが続くとこのままでも大丈夫かと心配になるかもしれませんが、世界には2年以上もしゃっくりし続けたけれど平気だった人もいます。

しゃっくり自体が病気を引き起こすことはないと考えられますが、病気が原因となってしゃっくりが長く続くケースがあります。

しゃっくりを引き起こす可能性のある病気は、横隔膜の炎症、肝臓癌、腎臓病、脳腫瘍などと言われています。

なので、あまりにもしゃっくりが頻繁に起こったり長引くようであれば、病気を早期発見するためにも医者に行くといいでしょう。

 

また、人によってはしゃっくりが長引くことによってうまく食べることができなくなったり、不眠症うつなどが起こるケースもあります。

薬を飲むことで改善することもあるので、あまりにも長引いてわずらわしい場合は、医者に診てもらうといいでしょう。

しゃっくりは通常数分〜数十分で止まりますが、1〜2日以上続くようならちょっと気になりますよね。そこまで長引いている場合は、医者にかかるといいかもしれません。

 

 

まとめ

しゃっくりは横隔膜が痙攣することで起こります。

水を飲んだり耳のツボを押したりすることで止まりやすくなるので、ぜひ試してみてください。

長引くしゃっくりは、病気が原因の場合があります。また、長引くしゃっくりがわずらわしくて日常生活に支障をきたす場合もあります。

1日以上続く場合は、医者に診てもらうことを考えてみてもいいでしょう。

この記事がみなさんの助けになれば幸いです。

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