(※ネタバレなし)
アメリカの連続TVドラマ「ジェーン・ザ・ヴァージン」。
主人公は医師のミスで人工授精させられてしまい、妊娠・出産するという現実離れした大胆な設定ながら、ホロリとする家庭ドラマであったり、主人公の成長物語であったりして、とにかく面白い!
2018年の前半にシーズン4が終わりましたが、ものすごく気になる終わり方で早く続きが観たい!というファンも多いようです。
この記事では、この物語の魅力、この先のシーズンはどうなるのかということと、魅力的なキャストたちについて紹介します。
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この記事の最後にもリンクを載せておきますので、最後までごゆっくりお読みください。 |
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Jane The Virgin(ジェーン・ザ・ヴァージン)とは
Jane The Virgin(ジェーン・ザ・ヴァージン)とは、2014年にシーズン1が初めて放送されたアメリカのTVドラマ。ジャンルは、恋愛コメディです。
このドラマは、ベネズエラのTVドラマ「Juana la Virgin」を基にアメリカ版にしたものです。
2018年7月現在、シーズン4まで出ており、エピソードは全部で81話(エピソードはそれぞれ42分ほど)。
ゴールデングローブ最優秀テレビシリーズ賞ミュージカルコメディ部門など数々の賞にノミネートされたほか、様々な賞も受賞もしています。
日本ではNetflixで配信されているほか、DVDも入手できます。
ジェーン・ザ・ヴァージンのあらすじ
幼い頃から厳格なおばあちゃんに「結婚するまでは純潔を守ること」と言い聞かせられたジェーンは、いいつけを守り、ヴァージンを貫いていました。刑事をしている婚約者のマイケルとも結婚するまではお預け。
しかし、ある日、医師のミスで人工授精をさせられ妊娠してしまいます!
お腹の中の子供の父親は、リッチなイケメンのホテルオーナー・ラファエル。
彼はジェーンの勤務先のホテルの上司であり、5年前に一度だけキスをした相手でもありました…。
「テレノヴェラ」とは
ジェーンは、シングルマザーである母親と、その母親であるおばあちゃんとの三人暮らし。
3人の共通の楽しみは、テレビで「テレノヴェラ」を見ること。
この何度も何度も繰り返し出てくる「テレノヴェラ」というのは、ラテンアメリカで制作・視聴されているテレビドラマシリーズのこと。よく「スペイン語版メロドラマ」と説明されます。
大げさな描写や非現実的なプロットラインが特徴で、「いかにもドラマ!」という感じのドラマです。
スペイン語訛りのナレーターが、「前回までのあらすじ」を説明するときに、「まるでテレノヴェラみたいでしょう〜⁈」とよく言うのですが、それもそのはず、このドラマが基にしているのがベネズエラのテレノヴェラ「Juana la Virgin」だからです。
ジェーン・ザ・ヴァージンの魅力
2人のイケメンの間で揺れるジェーン
婚約者のマイケル、そしてお腹の中の子供の父親であるラファエル、この二人がイケメンなんです!もう眺めているだけで楽しい(笑)。(この2人は、後でゆっくりと紹介しますね。)
イケメンが2人出てきても、どちらかは結局引き立て役、という話も多いですが、このドラマではそういうことはありません。
いろいろな出来事を経て、ラファエルの元へ走ってしまったり、またマイケルとよりを戻したりするけれど、結局ジェーンにとっては両方ともとても大切な人。
その二人の間で揺れ動く気持ちに、視聴者も共感してしまうと思います。
もう本当にどっちもよくて選べない(笑)!
奇想天外な展開
元がテレノヴェラですから、とにかく展開が「そんなのアリ⁈」と言いたくなるくらいハチャメチャだったりします。
まず、医師のミスで間違って人工授精…しかも本人はヴァージンなのに妊娠してしまう!という設定が、「そんなこと普通ないでしょ!」と言いたくなる展開ですよね(笑)。マリア様か!
しかもその父親がリッチなイケメンなんて、少女漫画の世界です。
そう、テレノヴェラは、日本人にとっては、少女漫画的な展開だと言うとしっくりくるかもしれません。
その他にも、死んだと思っていた人が生きていたり、幼い頃に生き別れた双子が登場したり(ジェーンのではありませんよ)、などのいかにもドラマ的な展開が数多くあります。
でもこれはこういうものとして、物語の展開に身を委ねて思いっきりドラマの世界を楽しむことができます。
成長物語・家族ドラマでもある
奇想天外な展開だけれど、作家を目指して努力するジェーンの成長もしっかり描いていますし、家族愛を確認してウルウルしてしまう場面もあります。
楽しいだけでなく、ほっこりしたり、ウルウルしたりもできるんです。
ラテン系のツッコミナレーター
ナレーションは、少しスペイン語訛りのある男性。これがもう最高なんです。
ちょうどいいタイミングで突っ込んだり、登場人物が新しい名前に言及したら、「今『◯◯って誰?』って思ったでしょ?」と解説をしてくれたりするので、分かりやすく面白いんです。
あまりのナイスツッコミに大笑いしてしまうこともしばしば。
おしゃれな映像
ジェーン・ザ・ヴァージンの舞台はアメリカのマイアミです。
ラファエルは海辺のホテルのオーナーで、ホテル住まい。
マイアミの青い空の下やおしゃれなインテリアの中での場面も多く、とても綺麗な映像になっています。
左から、ジェーン、お母さん、おばあちゃん。
また、初めてのキスシーンでは背景を花びらが飛び交っていたりと何かと仰々しい演出だけれど、映像的にとても綺麗です。少女漫画みたいですよね。
そして、ジェーンやラファエルの妻・ペトラのおしゃれな服装も観ていて楽しいです。
英語学習にも最適
会話の内容が日常的でシンプルなので、英語がとても分かりやすいです。スペイン語で話す人や、外国語訛りの人も出てきますが、世界ではいろんな訛りがある英語話者も多いので、そういうのも聞いて慣れておくといいです。
でも、主要人物3人の英語は明瞭でとても聞き取りやすいので、大丈夫。
海外ドラマで英語を勉強したい人に最適!
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ミュージシャンのゲスト出演
あと、たま〜にミュージシャンが本人役でゲスト出演します。
今までに出てきたのは、ブリトニー・スピアーズやブルーノ・マーズなどの超人気もの。
視聴者は、期待してなかったけど歌も聞けてラッキー!と思うでしょう。
ジェーン・ザ・ヴァージンのシーズン5
ジェーン・ザ・ヴァージンのこの先のシーズンはある?
2018年の前半にシーズン4が終わりましたが、この後はどうなるのでしょうか?
実は、2018年の4月に、シーズン5の制作が発表されましたが、5が最終シーズンになるということです。
「ジェーン・ザ・ヴァージン、打ち切りか⁈」と言われたりもしているようですが、私は話の流れからいうともう終わりだろうな〜という気がします。
ジェーンもいっぱい寄り道したし、もう色々お腹いっぱいになるくらいすごいことがたくさん起こったし、そろそろ話も終着点に向かうのでは、と思っていました。
しかも、題名が「ジェーン・ザ・ヴァージン」だけど、もうヴァージンじゃなくなって久しいし(笑)、5で終わりというのは自然な流れだと思います。
ジェーン・ザ・ヴァージンのシーズン5はいつ放送?
正式な発表はされていませんが、きっちり1年置いて毎年10月に放送開始されているので、シーズン5も同じようなスケジュールになると思われます。
とすると、シーズン5は、アメリカで2018年の10月半ば〜2019年3〜4月の放送になるでしょう。
なので日本でシーズン5が配信開始になるのは、多分2019年の半ばと思われます。
※追記※
実際にアメリカでのシーズン5の放送は、2019年3月27日〜7月31日となりました。
なので、日本のNetflixで配信されるのは、2019年終わり頃になるかもしれませんね。
はっきりした日程がわかり次第追記します。
ジェーン・ザ・ヴァージンのキャスト紹介
実は、ジェーン・ザ・ヴァージンに出演しているキャストは、このドラマに出るまでほとんど無名の俳優さんたちです。
なのに、みんな本当に魅力的で、それぞれの役柄にぴったり。
3人の主要キャストを紹介します。
ジーナ・ロドリゲス(ジェーン・グロリアナ・ヴィエヌエヴァ役)
Gina Rodriguez as Jane Gloriana Villanueva
作家を夢見てホテルで働くジェーンを演じるのは、ジーナ・ロドリゲス。アメリカ出身で、現在33歳。2004年から俳優、モデルとしてだけでなく、プロデューサー、ディレクターとしても活動しています。
"I Can & I Will Productions" という製作会社を経営しており、2018年にはNetflixの "Someone Great" という恋愛コメディをプロデュースするそうです。
また、ヒスパニック系の人により教育の機会を与えたり、いじめをなくすなどの慈善活動にも力を入れており、2016年にはオプラの「もっとも影響力のある100人」の一人にも選ばれました。
ジェーンという役柄は、ビジョンを持って自立している女性ですが、本人もそういう方なのですね。
決して絶世の美女ではありませんが、イケメン二人を惹きつけてやまない魅力あふれる女性を見事に演じています。
そして、決してスレンダーではありませんが、ジェーンがいつも自分らしいおしゃれをしているのを見るのも楽しいですよね。
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ブレット・ダイアー(マイケル・コーデロ・ジュニア役)
Brett Dier as Michael Cordero, Jr.
一人目のイケメン・マイケル。優秀な刑事でありながら、とても優しいナイス・ガイです。
そんなマイケルを演じるのは、カナダ人の俳優、ブレット・ダイアー。現在28歳、188cm。2006年から俳優として活動しています。4歳からピアノを習い、ギターを独学してジャズバンドにいたこともあるそうで、音楽も得意なようです。
2013年には、「プリティリトルライアーズ」のスピンオフ作品である「レイベンズウッド」で主要人物の一人を演じました。最近では、"The New Romantic" 、"Snapshots"(いずれも原題)という映画に出演しています。
私生活では、女優のヘイリー・ルー・リチャードソンと婚約しています。
この人、イケメンなのにインスタではものすごい変顔ばかり(笑)。興味のある方は覗いてみてください。
ジャスティン・バルドーニ(ラファエル・ソラノ役)
Justin Baldoni as Rafael Solano
ジェーンのお腹の中の子供の父親であるラファエル。海辺のホテル「マーヴェラ」のオーナーであり、リッチなイケメン。ものすごいプレイボーイで女心を弄んでいたので、5年前にジェーンも遊ばれてしまいました。
そんなラファエルを演じるのは、2004年から活動しているアメリカ人俳優のジャスティン・バルドーニ。イタリア系の血を引いているそうです。現在34歳で、こちらも188cmという高身長、しかも筋肉美が眩しい!
高校生の時に地元のラジオ局でDJをしていたり、ミュージックビデオを制作したこともあるそうです。
演じるだけでなく、プロデューサー、ディレクター業もやっており、2019年3月公開の "Five feet Apart" (原題)という恋愛コメディのプロデュース、監督を担当したそうです。その映画にはブレット・ダイアーの婚約者のヘイリー・ルー・リチャードソンが出演しています。繋がってますね〜。
私生活では、スウェーデン人女優、エミリー・バルドーニと結婚して2人の子供がいます。
インスタを見ると、子煩悩なパパであることがよく分かります。
また、TEDで「なぜ『男らしく』振る舞うのをやめたのか」というスピーチをしています(日本語の字幕あり)。さすが俳優さん、ただ話すだけなのに魅せますねー。
物語の中で、マイケルかラファエルか決められないジェーンに対して、周りの人たちは「私はチームマイケル!」「私はチームラファエル」などと言って応援しています。
あなたはチームマイケル、それともチームラファエル?
3人の主要キャストの紹介は以上です。
他にも、まるで子供みたいに頼りないけど魅力的なお母さん、虚栄心が強くて気持ちが先走ってしまうけど家族想いなお父さん、キツくて冷たいけど時々可愛いラファエルの奥さんのペトラなど魅力的なキャストがたくさんいます。
まとめ
「ジェーン・ザ・ヴァージン」は、観ているだけで泣いたり笑ったりとにかく楽しいので、本当にオススメです!日本ではNetflixで配信されています。
次のシーズン5が最終シーズンで、2018年の10月半ばから放送されると思われます。日本で観られるのは、2019年半ば頃でしょう。
シーズン4が気になる終わり方をしただけに、次のシーズンが楽しみです!
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