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マレーシア・ナジブ前首相1MDB汚職疑惑で逮捕!夫人と娘はどんな人?

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2018年7月3日、マレーシアの捜査当局は、ナジブ前首相(64)を逮捕しました。容疑は、政府系ファンド「1MDB」をめぐる巨額の資金流用です。


ナジブ前首相は7月4日に起訴される見通しです。

今までの捜査の簡単な流れと、この件に大きく関わっていると思われる夫人のこと、そして娘のことを紹介します。

 

 

2018年総選挙での惨敗

2018年5月9日に行われたマレーシア議会下院選挙において、ナジブ前首相率いる与党連合「国民戦線(BN)」は、以前22年に渡り政権を執ったマハティール現首相(92)が率いる野党連合「希望連盟」に惨敗し、60年以上続いた政権が交代するという歴史的な出来事が起こりました。

マハティール首相は、以前捜査が打ち切られたナジブ前首相の政府系ファンド「1MDB」疑惑を追及すると明言。

選挙後にナジブ前首相が休暇のためインドネシアに行くとファイスブックで宣言するやいなや、ナジブ前首相をブラックリストに載せ出国禁止にしました。

 

 

家宅捜査で大金や高価な物品を押収

5月16日には、警察がナジブ前首相の自宅を捜索しました。

その時出てきた物にマレーシア人は仰天しました。

↑この動画で、ナジブ宅から押収された数々の物品を見られます。

22人の警官が3日かけ、6台のお金を数える機械を使って、現金や押収したものの価値を計算したところ、

8億8000万リンギット(約240億円)相当の宝石やハンドバッグなどと

1億1670万リンギット(約31億円)の現金

がナジブ前首相と関係する6箇所の物件から押収されました。

(宝石類などの市場価格は定まっていないので金額ははっきりと分かりませんが、金品合わせて総額250億〜300億円ほどになると思われます。)

マレーシア警察はこれを「マレーシア史上最高額の押収」と呼びました。

ちなみに、ナジブ前首相の父親トゥン・アブドゥル・ラザクも首相を務めたことがあります。ということは、いいところのお坊ちゃんで、もともと金持ちです。

でも、あまりにもこの多額の押収品に、人々はびっくり。

ナジブ前首相は宝石やハンドバッグは妻や娘への人々からのプレゼントだと主張していました。

 

 

ナジブ前首相夫人ロスマ

気になるナジブ前首相夫人は、ロスマ・マンソール。

ナジブ前首相、ロスマ夫人ともに再婚で、息子が3人、娘が2人います。このうち長男と長女はロスマの連れ子です。

実はこのロスマ夫人が、強欲で高価な物が大好きな浪費家として悪名高かったのです。もしかして、彼女が裏で操っているのでは?という人も。

 

 

娘の衝撃的なfacebook投稿

ナジブ前首相が惨敗を喫した総選挙の翌日の5月10日、ロスマ夫人の連れ子であるアズリーンがフェイスブックに衝撃的な投稿をしました。

実は彼女は実家とは縁を切っているようで、それまでその存在もよく知られていなかったのですが、この時に初めて世間的に声をあげました。

この投稿で、彼女は育つ過程でナジブ前首相とロスマ夫人の強欲さに嫌気がさし、家を出たと言っています。

そして、「人は自分の蒔いた種を刈りとるのよ」(自業自得)との言葉を送っています。

直接1MDB疑惑に言及してはいませんが、家族という近い立場の物から見て、ナジブ前首相が汚職まみれだったことを示唆する内容でした。

この投稿は、「よくぞ勇気を持って告発してくれた!」という賛美の声と、「家族なのに苦しい時にサポートしないのか」という反論とで論争を呼びました。

 

まとめ

反ナジブの気運が高まっていた中の総選挙の惨敗。これは一朝一夕で起こったことではなく、この目標に向けて何年も前からマレーシア人は戦っていました。

なので、周りを見てみると、彼の逮捕を喜んでいる人が多いようです。

ナジブ前首相の罪が明らかになり、マハティール首相の言うように、消えた資金が取り返されることを願っています。

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