マレーシア

おすすめプロジェクションマッピングレストランinクアラルンプール【Le Petit Chef】

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プロジェクションマッピングを使ったイベントなどが開催されることも多くなってきましたが、プロジェクションマッピングを楽しめるレストランがあるのをご存知ですか?

私は先日、マレーシアのクアラルンプールにあるプロジェクションマッピングのレストランに行ってきました。コロナ禍で旅行できない日々が続くなか、とても楽しい非日常体験になりました!

どこでやっているの?メニューは?値段は?など気になる方のために、私の体験をまとめます。

 

Le Petit Chefはプロジェクションマッピングが生み出す小人のレストラン

私が行ったのは、Garand Hyatt Hotel(グランドハイアットホテル)で開催されている "Le Petit Chef"(ル・プチシェフ)です。

"Le Petit Chef" とはフランス語で「小さなシェフ」という意味。

その名の通り、身長58ミリという世界一小さなシェフがテーブルの上を飛び回って料理を提供してくれるというプロジェクションマッピングを使ったショーです。

ベルギーのSkullmappingという会社によって開発され、様々な国でこのショーを楽しむことができます。

 

本の上に小さなシェフが立っているのが見えますね。

この本はもともと白紙の本なのですが、プロジェクションマッピングによって様々な内容に書きかえられていきます。

 

こちらの動画は私がいただいたコースとは違うものですが、プチシェフがどんな感じかよく分かるでしょう。

 

Le Petit Chef「マルコポーロの旅」

Marco Polo's Journeyのメニュー

今回用意されているメニューの中、私と家族が選択したのは "Marco Polo's Journey(マルコポーロの旅)"というコース。

小さなシェフがフランスのマルセイユからマルコポーロの旅路を順番にたどっていき、その先で出会った食材を使った料理を提供して行くというストーリー仕立てになっています。

食事は、

・マルセイユ
・アラビア
・インド
・ヒマラヤ
・中国
・デザート

の六品。

 

テーブル全体が海になってしまったり、

 

アラビアではこんなエキゾチックな器と食べ物で雰囲気満点。

 

ヒマラヤでの凍えそうな温度感が伝わる演出がされていたり、

 

中国ではこんなに中国っぽい雰囲気。

 

デザートです。

プロジェクションマッピングがあれば、テーブルクロスは白いのを一枚持っていれば充分ですね(笑)。

あまりネタバレしてしまうとこれから行く方が楽しくなくなるので控えめにお見せしましたが、実際はいろいろな趣向が凝らされていて、ずっと飽きずに楽しめるようになっています!

 

気になる食事は…⁈

このコースの特徴は、様々な違う国の料理が楽しめるということです。

メニューを見ると想像がつくかと思いますが、例えば普段あまりアジア料理に馴染みのないヨーロッパ人にとっては、大変エキゾチックな内容になっているかと思います。馴染みのない食材や料理に出会う驚きと喜びが大きいのではないでしょうか。

ただ、普段から中華料理やインド料理が簡単に食べられるマレーシア在住の方にとってはそれほどエキゾチックではないかも(笑)。

私はふだん中東料理をあまり食べないので、アラビアの料理は珍しく楽しかったです。

クアラルンプールには中東料理レストランもたくさんあるので好きな人は行くこともあると思いますが、ここで出てきたような「ビートルート&トリュッフ入りフムス」というようなものは普通のレストランにはないと思うので、そこはやっぱりさすが趣向を凝らしてあると感じました。

 

全体的に料理は全てきちんと美味しかったです。

それぞれの量は少なそうに見えますが、最後の方にはお腹いっぱいになり満足感がありました。

 

 

KLのプロジェクションマッピングレストラン"Le Petit Chef"のメニュー・金額・場所・予約方法など詳細

Le Petit Chefのメニューと金額

現在マレーシアで楽しめるコースは3種類あります。

コース名 金額
Marco Polo's Journey RM399(約¥10,204)
Marco Polo's Expedition RM599(約¥15,319)
Marco Polo's Little Voyager(12歳以下の子供向け) RM199(約¥5,089)

(※日本円価格は、記事執筆時の為替レートに基づいています)

 

Marco Polo's JourneyMarco Polo's Expeditionの品数は同じですが、Marco Polo's Expeditionの方がお値段が高い分だけ素材が豪華になっていて、キャビアやアワビなどの高級食材が登場します。

メニューの具体的な内容は、こちらの "Menu" からご確認ください。宿泊とセットになったパッケージもあります。

Le Petit Chef Kuala Lumpur

 

このコースの内容は、こちらの動画を見るとよく分かるでしょう。

 

場所

2020年12月現在は、クアラルンプール中心地にほど近いGarand Hyatt Hotel(グランドハイアットホテル)で開催されています。

ホテル名:Grand Hyatt Kuala Lumpur

住所:12, Jalan Pinang, Kuala Lumpur, 50450 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

 

予約方法

電話、またはウェブサイトから予約できます。

Le Petit Chef Kuala Lumpur

電話する場合→上のメニューの"Call Us"
ウェブ予約をする場合→"Book Now"

をタップかクリックしてください。

予約時、

・4名以下の一団体はRM100
・5名以上の団体の場合は1人につき50%

デポジットを払う必要があります。これはキャンセルした場合も返金されません。

当日、食事後に残りの額を支払うことになります。

 

Le Petit Chefはどこにある?日本にもある?

すごい!こんなレストランに行ってみたいけど、どこにあるんだろう?自分の近くにあるかしら?と思った方は、こちらをチェックしてみてください。

Le Petit Chef

2020年12月現在、マレーシア・クアラルンプールのほか、

・チェコ(プラハ)
・マルタ
・ドイツ(6ヶ所)
・タイ(バンコク)
・シンガポール
・インドネシア(ジャカルタ)
・ベトナム(サイゴン)
・ルクセンブルク

の計9ヶ国で催されています。

残念ながら現在のところ日本にはありませんが、これからできるかも?

こちらのページで随時更新されると思うので、またチェックしてみてください。

 

そして、現在開催されている場所でも、いつまでやっているか分からないので、気になる方は早めに行ってしまいましょう!

クアラルンプールでは以前エレメントホテルでやっていましたが、現在はグランドハイアットのみになっています。

ホテルやレストランがSkullmapping社と契約して開催されるものなので、契約が切れれば終了してしまうのでしょう。

グランドハイアットのページを見ると「このサービスは短期間しか提供しません」と書いてあるのでいつまで続くかは分かりません。(私の知る限り、ここ1年くらいはずっとやっているようですが)

 

 

Le Petit Chefに行った正直な感想…行く価値ある⁈

価値があると思うか、正直に話そう

お値段を見て高い!とびっくりし、果たしてこれだけの金額を払ってまで行く価値があるのか⁈と疑問に思う方も多いでしょう。

なので、私の個人的な感想を正直に書きます。

私も10代の子供2人も、すごく楽しくて行ってよかった!と思いました。

まあ、子供は自分で払ってないのでそりゃ楽しいですよね(笑)。

では、これだけのお金に見合うかというと、私はまあアリかな〜!と思いました。もう少し安かったら(せめて1人RM300くらい)嬉しいけど(笑)。

食事の値段として考えると、1人RM400という金額を払うなら、もっと量も多く味も格上のレストランがきっとあるんだろうな、と思います。(ふだん高級レストランに行かないので分かりませんが…。)お酒も飲めちゃいますよね。

なので、純粋に食事の質だけを求める方は別の所に行ったほうがいいと思います。

でも、Le Petit Chefはプロジェクションマッピングのショーなので、全ての体験と食事をひっくるめた値段としては、妥当だと思いました。

司会の人も、「ここは"fine dining"ではなく、"fun dining"です。」と言っていたので、遊園地に行くような、楽しむつもりで行くといいでしょう。

「参加型」というほど積極的なアクティビティはありませんが、ちょっとした「やること」などがあるので、ただ受け身に食事するだけよりも楽しめますよ。

特別な日のお祝いに最適だと思います!

 

場所によってメニューが違う

一番はじめに載せた動画はプチシェフのクラシックメニューです。

こちらの方が、「この小さなシェフがテーブルの上で料理を作ってくれている!」という実感が湧く内容になっています。

はじめにクアラルンプールで提供されていたメニューがこのクラシックだったのですが、モタモタしている間に現在のマルコポーロに変わってしまいました。

実はメニューを見てあまり食べたいようなものではなかったため、クラシックのメニュー(もしくはもっと興味をそそるメニュー)に変わらないかな〜と待っていたのですが、1年経っても変わらないので、いつの間にか終了してた…ということになるよりは、と思って今回マルコポーロに行ってきました。

実際食べてみたら変化があって美味しく、結果オーライでした。

他の国ではまた違ったメニューが提供されていたりするので、違うメニューも食べてみたいなあ…と思っています(笑)。

 

あ、どうでもいいことですが、シェフが話す英語が強いフランス語なまりで何を言っているかあまり分かりませんでした(笑)。

でも分からなくてもあまり支障はないので大丈夫!

 

Le Petit Chefに行く際の注意事項

遅刻厳禁!

ディナーは6:30スタートでした。

当日電話がかかってきて、「6:30ぴったりにスタートするから遅刻しないでね!」と念を押されました。(そして本当にぴったりに始まりました。)

早めに行った場合は、いくつもある写真撮影セットで写真を撮りながら時間を過ごしてもいいし、ゆったりしたソファで座って待つこともできます。

 

写真撮影セットの一部。他にもたくさんあります。

スタッフが「撮りましょうか?」と積極的に声をかけてくれるので、たくさん撮っちゃいましょう!

 

万が一遅刻をして、ショーの一部をも逃したらもったいないので、時間に余裕を持って行きましょう!

 

駐車場はキャッシュレス

会場であるグランドハイアットホテルの駐車場はキャッシュレスです。

車で行くかたは、Touch 'n GoまたはVISAカードを持って行きましょう。

 

 

最後に

クアラルンプールで現在開催されている"Le Petit Chef"は、子供から大人まで楽しめるプロジェクションマッピングレストランです。

特別な日のお祝いにぜひ楽しんでみてください。

お近くにないという方も、あなたの住んでいる国にもいつかやってくるかもしれないので、またホームページをチェックしてみてくださいね。

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