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【敬老の日】絵本の読み聞かせに幼児〜小学生まで子供にウケる人気10選!

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日本の国民の祝日の1つである敬老の日。子供がいる家庭では、この日をどのように教え、どんなことをすればいいか悩む方もいるかもしれません。

この記事では、子供の敬老の日をどのように教えたらいいかということと、幼児〜小学生の子供に読み聞かせられる、おじいちゃん・おばあちゃんに関する絵本を10冊紹介します。

関連記事:敬老の日や老人を英語で何という?説明する英文例とメッセージの書き方も!

 

 

2018年の敬老の日

敬老の日とは、国民の祝日に関する法律によると、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とする祝日です。

2002年までは9月15日でしたが、2003年からは9月の第3月曜日となっています。

2019年の敬老の日は、9月16日(月)ですね。

 

子供に敬老の日をどう教える?

社会に貢献してきたお年寄りに対する敬意を教える

子どものいる家庭では、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」という敬老の日の趣旨を噛み砕いてわかりやすく説明してあげたいですよね。

まず、今私たちが暮らしている社会は、多くの先人の努力によって築かれたことを教えてあげるといいでしょう。

今みんなが使っている建物や道路や社会にある全てのものは、今まで生きてきた人たちが頑張って作り上げたもので、私たちの今の生活はその上に成り立っているんだよ。今年をとっているいる人たちは、そのように社会を作るためにずっと頑張ってきた人たちなんだよ。

 

というような説明が分かりやすいかもしれませんね。

その上で、年をとると体が弱ることも教え、公共の乗り物では老人に席を譲るなどのマナーも教えるといいでしょう。

 

自分の祖父母に愛情を伝える

また、子供にとって一番身近な老人といえば、自分のおじいちゃんおばあちゃんです。

おじいちゃんとおばあちゃんが存命で自分たちのことを気にかけてくれているなら、

いつもありがとう。

 

という感謝の気持ち、そして、

これからも元気で長生きしてね。

 

という愛情の気持ちを伝えるように促すといいでしょう。

そして、言葉だけでなく、一緒に食事に行ったりするといいですね。

 




 

敬老の日に読み聞かせしたい絵本10選

幼児〜小学生は、本から実にいろいろなことを学びます。この機会に、おじいちゃんとおばあちゃんに関する絵本を読んであげるといいでしょう。

おじいちゃん・おばあちゃんに関するいい絵本がたくさんあるので、ご紹介します。

 

楽しい絵本

おじいちゃんやおばあちゃんといると楽しい!または、ちょっと変わったおじいちゃん・おばあちゃんのキャラクターそのものが楽しい本など、読んで楽しい本です。

 

おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

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「これが僕」「これが僕のお父さん」「これが僕のおじいちゃん」とずっと先祖を遡って見ていくお話。

題名をみると、なんじゃこりゃ⁈と思いますよね(笑)。でもこの絵本、超オススメです。「おじいちゃん」「ひいおじいちゃん」「ひいひいおじいちゃん」とずっと遡っていくことができる、つまり命がずっと昔から受け継がれていることがよく分かるからです。

そして、とにかく面白くて子供受けします!読み進めていくうちに、きっと笑いが漏れるはず。

うちの子どもたちも大のお気に入りで、何度も何度も読みました。実は読む人はとても疲れるのですが(笑)、絶対にウケます!

 

いいからいいから

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「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」と同じ長谷川義史さんの作品です。

おじいちゃんの口癖は「いいからいいから」。雷の親子が自分の家にやってきても、「いいからいいから」と終始マイペース。

シリーズになっていて、5まで出ています。毎回幽霊や宇宙人など意外な来客がありますが、どんな時でもおじいちゃんは「いいからいいから」と動じません。

おじいちゃんのゆったりペースと何でも受け入れる様子が心地よく、本を閉じた後も「いいからいいから」とつぶやいて、物事をゆったりと受け止めていけそうな気がする絵本です。

 

ぼくのジィちゃん

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僕は走るのが苦手。運動会のために練習したけれど、全然速く走れるようになりません。そして迎えた運動会の日、田舎からじいちゃんが応援に来てくれました。リレーのアンカーをつとめるはずだったお父さんが急用でできなくなったので、じいちゃんが代わりに走ると名乗り出ます…。

変なTシャツを来て、「なんだか僕のじいちゃんはかっこ悪い」と思っていた僕の気持ちが変化していく様子にワクワクします。走るのが苦手な子に勇気を与えてくれるかもしれません。

最後の場面は痛快!読み聞かせ会で読んだら盛り上がりそうです。

 

だってだってのおばあさん

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猫と一緒に住んでいる98歳のおばあさん。猫が魚釣りに誘っても、「だって私は98歳だもの、魚釣りなんて似合わない」と断ります。そんなある日、おばあさんは99歳の誕生日を迎えました…。

現在は光村図書の小学校1年生の教科書に載っているので、かなり知られるようになった話です。最後の展開は、爽快感たっぷり。大人の中には、「年齢なんてただの数字」という教訓にガツーンと衝撃を受ける人もいるのではないでしょうか。おばあちゃんと一緒に読んでもいいでしょう。

ここではなるべく祖父母と孫の触れ合いを感じるような本を選びましたが、この本は孫との触れ合いは一切ありません。それでも選ばずにはいられない、読んでおきたい名作です。

 




 

ジーンとする絵本

おじいちゃん・おばあちゃんに関する絵本には、老い・病気・痴呆・死などのテーマを扱ったものも多いです。このようなテーマは、話すだけではピンとこないかもしれませんが、お話を通して学ぶと、子供はすんなりと理解ができるかもしれません。

 

だいじょうぶ だいじょうぶ

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僕はおじいちゃんと小さい頃から仲良し。一緒に散歩していると、世界は素晴らしいもので満ち溢れているように感じられました。次第に世の中には怖いものもあると分かってきてからも、おじいちゃんがいつも「だいじょうぶ だいじょうぶ」とおまじないのようにつぶやいてくれたことでぼくは安心できました。そして時が過ぎ、おじいちゃんは年をとって…。

とても優しい気持ちに溢れた絵本です。僕はおじいちゃんから人生で大切なことをたくさん教わり、二人は強い絆で結ばれています。初めはほっこりするのですが、最後にジーンときます。

私は読み聞かせるといつも最後で泣いてしまいますが、本当に大好きな絵本です。

 

おじいちゃんとパン

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甘いものが大好きなおじいちゃんは、毎日食パンにマシュマロなどの甘いものを塗って食べています。孫のちびすけは、その甘いパンを少しもらうことを楽しみにしています。そうしているうちに、ちびすけも成長していきます。

絵本の中に出てくる食べ物って、異様に美味しそうに見えますよね!甘党なら、たまらない絵本かも。

 

ひ・み・つ

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ゆうきは、おばあちゃんが誕生日に何が欲しいか手紙で聞きます。するとおばあちゃんから、天国のおじいちゃんと40年ぶりにダンスがしたい!と返事が返ってきました。ゆうきは、大好きなおばあちゃんの願いをなんとか叶えようと頑張ります。

七夕の夜に不思議なことが起こるロマンチックなファンタジー。最後のシーンはジーンと感動します。

少し長いし、七夕の話なので季節外れかもしれませんが、美しい絵が魅力的で、愛情が感じられる素敵な絵本です。

 




 

おじいちゃんがおばけになったわけ

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エリックの大好きなじいじが亡くなってしまいました。死んだ人はどうなるの?と思っていたら、じいじがおばけになってぼくの部屋に現れました!忘れ物をしたというので、エリックは一緒に探し始めるのですが…。デンマークの絵本。

おばけと言っても怖い話ではありません。おじいちゃんのような身近な人の死を受け止めることを考えさせてくれる絵本です。最後のおじいちゃんの言葉に感動します。

 

ぼくおばあちゃんのこになってあげる

ひろくんのおばあちゃんは最近、心が昔の国に行ってしまいます。ひろくんを自分の息子だと思ってひろくんのお父さんの名前で呼びます。そんなある日、おばあちゃんの姿が見えなくなってしまいます…。

痴呆を孫の目線から捉えた作品です。おばあちゃんが自分のことが分からないのが嫌で悲しいけれど、それでも自分の大好きなおばあちゃんなのだという優しい愛情に溢れた絵本です。

痴呆を「昔の国に行ってしまう」というのは、うまい表現だと思いました。子供が痴呆とは何かを理解するのにいい絵本です。

 

じいじのさくら山

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ちびすけのじいじは、嬉しいことがあるたびに桜の木を植えてきました。ちびすけはじいじとそのさくら山に行くのが大好きです。ところがある日、じいじが病気になって…。

「じいじはすごいな」とちびすけが言うと、「なんもなんも」と謙遜するじいじ。そんな二人の交流がとても温かく、最後にはホロリと泣きそうになります。

画面いっぱいに描かれた、季節を感じる絵も素敵です。見ていると、自分も山の草いきれを感じるような錯覚に陥ります。

 




 

まとめ

調べたら、いい本がたくさんあったので、選ぶのに苦労しました。この他にもおじいちゃん・おばあちゃんに関するいい絵本がたくさんあるので、見つけたら読んでみてください。

それにしても、絵本って本当にいいですよね!死や痴呆など、子供にとって難しいテーマをすんなり理解させることができ、何と言ってもお話の展開にワクワクしたり感動したりする素敵な体験ができます。

ぜひここで紹介した本を手にとって、お子さんと素敵な時を過ごしてくださいね。

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